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完成形

手順

  1. 住所の一覧を用意します

  1. B2に以下の関数を貼り付けます

B2:

=WEBSERVICE("https://api.excelapi.org/post/address-normalize?numcho=2&address="&ENCODEURL($A2))

  1. オートフィル

  1. 完成

解説

この動作は、当サイトで提供しているWebAPIの機能を使用して取得を行っています。
当サイトについて知りたい方は当サイトについてを、この機能についての詳細はドキュメント住所の統一をご参照ください。

はじめに

住所録などで、住所から郵便番号を自動入力したい場合があります。
しかし、これは郵便番号から住所を得るケースに比べても、難易度が高い内容です。

日本国内の住所というのは、「東京都千代田区霞が関1丁目1-1」などのシンプルなものだけでなく、「町」が複数回あったり、「郡」があり、「大字」「字」が含まれていたり、北海道では「線」があり、京都では「通り名」があるなど、多様なケースが存在します。

有名な方法として、「郵便番号変換ウィザード」を使用する方法などもありますが、この方法はアドインを導入する手間がかかりますし、アドインを導入していないユーザーは使用できないため共有に向きません。
また、表記ゆれを識別できなかったり、変換できない住所も多く存在します。

ここでは、表記ゆれを識別しつつ、住所から郵便番号を自動入力する方法を紹介します。

完成形

手順

  1. まず、以下のような表を作成します。

  1. B2に以下の関数を貼り付けます
=WEBSERVICE("http://api.excelapi.org/post/zipcode?address="&ENCODEURL(A2))

  1. オートフィルして完成です。

解説

この動作は、当サイトで提供しているWebAPIの機能を使用して変換を行っています。
当サイトについて知りたい方は当サイトについてを、この機能についての詳細はドキュメント住所から郵便番号を取得をご参照ください。

はじめに

郵便番号から住所を取得するWebAPIは数あれど、逆に「住所から郵便番号」を取得するWebAPIは数えるほどしかありません。
これは技術的に難しいためであり、提供されている品質もサービスによってまちまちです。
そのため、これら住所から郵便番号を取得するWebAPIをまとめてみました。

ExcelAPI

1つ目は ExcelAPI です。
このサービスの「住所から郵便番号を取得」という機能を使用します。
こちらのサイトは Excel や Google Spreadsheets など表計算ソフトでの使用を想定したサイトですが、WebAPI はシンプルに郵便番号が返ってくるだけの構造となっているため、他のシステムからでも使用できます。

リクエスト例: https://api.excelapi.org/post/zipcode?address=東京都千代田区霞が関2-1-2

レスポンス例: 1000013

多様なフォーマットの住所表記にも対応しているため、都道府県や市区町村を省略した表記や、京都の通り名など特殊な住所も変換できます。
一方で東京都港区芝浦など未対応地域は空白が返されます。誤った郵便番号を紐づけないための考慮ですが、候補だけでも欲しい場合はデメリットになります。
大量の住所から郵便番号を紐づけたい場合は最高のパフォーマンスを得られますが、WebUI などでの入力補完などに使用する場合にはあまり向いていないため留意する必要があります。

無料の場合は1日に1万件まで使用でき、料金を支払うことで大量の変換もできるようになります。

住所から郵便番号を取得 | ExcelAPI
https://excelapi.org/docs/post/zipcode/

ZIPCODA

ZIPCODA は、郵便番号と住所の相互変換を行うサービスを提供しているサイトです。
京都の通り名や建物名が含まれている場合など、事前の正規化が必要なケースでは誤った応答を返す場合がありますが、建物名のみで郵便番号を返せるなど、他にない優れた検索を行うことができます。
かなり品質が高く、対応・未対応の差はあれど ExcelAPI と同等レベルの応答を返す WebAPI です。
デメリットとしては個人運営であり開発者不明な点で、 また、無料で使用できるものの、15分間に180回というかなり厳しい制限があります。

リクエスト例:
https://zipcoda.net/api?address=東京都千代田区霞が関2-1-2

レスポンス例:
{"status":200,"length":1,"items":[{"zipcode":"1000013","pref":"東京都","state_name":"東京都","components":["東京都","千代田区","霞が関"],"address":"千代田区霞が関"}]}

ZIPCODA
https://zipcoda.net/doc

ZIP-JP

ZIP-JP は、郵便番号と住所の相互変換サービスを提供しているサイトです。
無料では1日のアクセス数制限が100件までと少ないですが、月額1000円で無制限となるため業界では最安になります。

ただ、番地まで含めた住所の場合は誤った住所と認識することもあり質はあまりよくないようです。
Unicodeエスケープシーケンスで応答が返ってくる点も使いにくいため料金以外での優位性はあまりありません。UTF-8で返すオプションが追加されました。
一方で、Webフォームで使用する際のJavascriptが用意されており、組み込みでフォームを容易に作成できるのは他にないメリットです。

ZIP-JP 住所⇦⇨郵便番号検索APIサービス
https://zipcode.milkyfieldcompany.com/apireference.html

ケンオール

ケンオールは月額5500円からの有料サービスです。
品質は中の上といったところです。ZIPCODA よりも若干精度が低いです。
京都の通り名など特殊な住所に対応しているものの、"東京都港区芝浦"など、丁目で異なる郵便番号の場合に誤った郵便番号が第一候補になってしまいます。
分解が難しい建物名が含まれていると、郵便番号を全く返さない問題もあります。
このため、住所から一意の郵便番号を取得したい場合は使いにくいでしょう。
一方で、ユーザーに候補を返して選択してもらう形式のUIの場合、複数の候補を提示するため使いやすいと思います。

郵便番号住所逆引きAPI
https://kenall.jp/features/postalcode-search

Yubin7

Yubin7はAPIではなくWindowsアプリケーションとして提供されているシステムです。
住所から郵便番号を取得する際に使われる最古参とも言えるサービスで、多くの企業で採用されています。
DLLも提供されているため、自身でソフトウェアを作成することもできます。

価格は34,000 円 (税込 37,400 円)で買い切りとなっており、初回時に費用は掛かりますが長期的に使用する際には安く済むのがメリットです。

Yubin7 製品情報
https://www.adv.co.jp/product/product_yubin7.htm

まとめ

いかがだったでしょうか。
まずは無料の ExcelAPI を使用してみて、不満があれば有料サービスを検討するのが良いでしょう。
用途やサポートサービスなどを比較してサービスを選んでみて頂ければと思います。

住所から郵便番号を取得 | ExcelAPI

完成形

手順

  1. まず、以下のような表を作成します

  1. B2に以下の関数を貼り付けます

=WEBSERVICE("http://api.excelapi.org/post/zipcode?address="&ENCODEURL(A2))
  1. オートフィル

  1. 完成

解説

この動作は、当サイトで提供しているWebAPIの機能を使用して変換を行っています。
当サイトについて知りたい方は当サイトについてを、この機能についての詳細はドキュメント郵便番号から住所を取得をご参照ください。

はじめに

Excel で QRコードを生成する方法として、当サイトのQRコードを生成を使えば簡単です。
ダウンロードも数が少なければ1つずつダウンロードすれば問題ありません。

しかしながら、多くのQRコードを画像ファイルとしてダウンロードして、別のアプリケーションで使用したいというケースも多々あります。
ここでは、Excel で QRコードを生成し、一括で画像としてダウンロードする方法を解説します。
※ Windows での方法です。

完成形

手順

  1. ダウンロード用フォルダを用意します
    ここでは C:¥QRcode にフォルダを作成しました。

  1. QRコードを生成する文字列を用意します

Excelを開いてA列にQRコードを生成する文字列を用意します。
B列はお好みで用意してください。

A2: お好きな文字列

商品001

B2: QRコード (Office365 のみ表示可能)

=IMAGE("https://api.excelapi.org/other/qrcode?text="&ENCODEURL(A2))

  1. Excelでダウンロードコマンドを作成します

C列に画像のURLを作成します。
D列はファイル名ですので好きなファイル名を決めてください。ここでは連番の数字を指定しています。
※ ファイル名に \/:,;*?"<>| の記号は使用できませんので注意してください。

C2: 画像のURL

="https://api.excelapi.org/other/qrcode?text="&ENCODEURL(A2)

D2: ファイル名(お好みの名称を)

001

最後にE列にダウンロードコマンドを用意します。
E2に以下をコピー&ペーストして、オートフィルしてください。

E2: ダウンロードコマンド

="curl """&C2&""" --output "&D2&".png"

  1. コマンドの整理

メモ帳を開き、E列のコマンドをコピーして貼り付けます。

さらに、先頭行に以下の行を追加します。
※ 指定したフォルダを移動するという意味になります。

cd c:\QRcode

以下のようになっているか確認してください。

  1. ダウンロード実行

コマンドプロンプトを開いてください。
※ コマンドプロンプトはWinキー → cmd で実行できます

メモ帳のコマンドを全てコピーして、

コマンドプロンプト上で「右クリック」します。
自動的にコマンドが実行されていきます。

  1. 確認

c:\QRcodeに以下のようにダウンロードされていれば完了です。

解説

この動作は、当サイトで提供しているWebAPIの機能を使用して変換を行っています。
当サイトについて知りたい方は当サイトについてを、この機能についての詳細はドキュメントQRコードを生成をご参照ください。

はじめに

Excel で電話番号にハイフンを入れたいということがあります。
しかし、実はこの要望は非常に難しいものです。
なぜなら、日本の電話番号は種別や地域によって桁数がバラバラだからです。

0120-123-123 は市外局番が4桁で、残りは3桁、3桁で区切られ、
03-1234-1234 は市外局番が2桁で、残りは4桁、4桁で区切られています。
090-1234-1234 などの携帯番号に至っては桁数が11桁であり桁数自体も他と異なります。

多くのExcelの手順を調べてみると、この桁数の違いを無視して〇桁目にハイフンを付けるような手順ばかりが見つかります。
これでは電話番号の種類が混在している場合に、正確に電話番号にハイフンを付けられないため、困ることが多々あります。

以下の手順では、これらの桁数の違いを正確に識別して、電話番号にハイフンを付けることができます。

完成形

手順

  1. まず、統一・変換前の電話番号を用意します

  1. B2に以下の関数を貼り付けます
=WEBSERVICE("http://api.excelapi.org/phone/local-normalize?number="&ENCODEURL(A2))

  1. オートフィルして完成です

解説

この動作は、当サイトで提供しているWebAPIの機能を使用して変換を行っています。
当サイトについて知りたい方は当サイトについてを、この機能についての詳細はドキュメント国内電話番号に変換をご参照ください。

また、国際電話番号形式にしたい場合は、国際電話番号に変換をご参考ください。